Horizon LaboのHorizon Coffeeが美味しい
もともと珈琲には興味なかった
そもそも僕は、珈琲がそこまで美味しいと思ったこともなく、缶コーヒーやインスタントを気が向いた時になんとなく飲んでいただけだったんですよね。
たいていの人は、純粋に珈琲が好きだったり、食後の口直しだったり、眠気覚ましだったり、何らかの目的を持って飲んでいます。
ただ僕の場合は、特に美味しいとも思わず、「そういうモノだ」と思って飲んでいました。要は、考えも無しに周りに流されて飲んでいた、ということですね。
手動で挽いた珈琲は美味しい
妻と出会った頃、家にお邪魔したときに、手動で豆から挽いた珈琲を出してくれたのが、珈琲を好きになったきっかけです。ブラックコーヒーでした。
それまでは、ブラックは飲めなくはなかったのですが、特に美味しいとも思わなかったので、牛乳を混ぜて飲んでいました。
ところが、妻の淹れてくれた珈琲は、豆を砕いて間もないことが分かる珈琲の匂いと、口の中に広がる苦味と少しの酸味が合わさったような風味が、僕のこれまでの珈琲の認識を一変させました。
当たり前ですが、缶コーヒーやインスタントとは比べ物になりませんでした。
というわけで、自販機で缶コーヒーを買うときも、レストランで食後に頼むときも、ブラックコーヒーを選択するようになった僕ですが、「これ」といった珈琲に巡り合うことはありませんでした。
まぁ特別自分に合った珈琲をわざわざ探すこともしていなかったので、当然といえば当然ですが。
17歳の少年が焙煎するホライズンコーヒー
前置きが長くなりましたが、上述の通り、僕はわざわざ自分好みの珈琲を探すことはしていませんでした。
ところがある日、母と妻が「高校に行かず15歳でコーヒーショップをオープンした岩野響さんが焙煎したホライズンコーヒーが気になる」と言い始めましたので、気になって調べてみることにしました。
岩野響さんについては上記リンクから
ホライズンコーヒーを販売している場所は限られていまして、東京都や群馬県が中心なのですが(Online storeもあります)、たまたま渋谷へ行った時に見つけたので買うことにしました。
ホライズンコーヒーは、どうやらその月ごとに豆の種類や焙煎の方法が違うらしいのですが、僕が一番気に入ったのはグァテマラ産の豆です。(挽き方は記載されていませんでした)
一口飲んだ時、「あれ?少し味が薄いかな?」と思ったんですが、飲み込んだ後、ふわっと口の中に程よい苦みのきいた珈琲の味が広がりました。
飲んでいる最中というよりも、飲んだ後に珈琲の味が楽しめるといったイメージですね。とは言え、後味が悪いわけではありません。
口に入れる→飲み込む→味がする→また体験したくなる→口に入れる→・・・
と、カップから無くなるまで無限ループに陥ります。
何だか食レポみたいになりましたが、本当にオススメできる珈琲だと僕は思いますので、珈琲が好きな方、自分好みの珈琲を見つけてみたいと思った方は、ぜひ試してみてください〜。