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ファンタジーアート展に行ってきました

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ゴールデンウイーク中の出来事なので、すごく今更な話なんですが、ファンタジーアート展(※)へ行ってきました。

artvivant-fantasyart.net

FINAL FANTASYシリーズで有名な天野喜孝さんと、その息子の弓彦さんの作品の展示会

 

場内の写真はNGということでしたので、お見せすることはできませんが、非常に満足できた展示会であったということをお話したいと思います。

 

初プレイ作品はFF9

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これまでにプレイしたことのあるFINAL FANTASYシリーズは、4、8(途中で投げ出す)、9、10、10-2、12、13なのですが、

僕が初めてプレイした作品はFF9で、シリーズの中でも最も好きな作品です。

まぁ、小学生の頃にプレイしたということと、シリーズの中で一番最初にプレイした作品であったということで、思い出補正がある部分も少なからずあるとは思います。

 

FF9は、ロード時間の長さやラスボスが意味不明等の理由でシリーズの中でも評価はかなり低めで、9ファンとしては寂しく感じるのですが、好みは人それぞれですからね。

 

話が脱線してしまっているので、FF9の話はまた後日。

 

場内

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写真が雑ですみません。。

場内はやや広めで、FFシリーズが大半、その他天野喜孝の作品が少しと天野弓彦さんの作品が少しといった感じでした。

作品は、シリーズのナンバリング順ではなく、無造作に並べて展示されていました。

(敢えてシリーズ順にしなかったと書かれていました)

 

場内に入って一番最初に展示されていた作品は、おそらくFFシリーズではなくオリジナルのものでした。

それでも、いわゆる「天野絵」といった目つきや独特の色使いで、初っ端から圧倒されました。

 

話が逸れますが、僕はこれまで絵画というものに全く興味はありませんでした。

過去に母に連れられて美術館へ行ったり、海外旅行の際にも何箇所か美術館に入ったりしましたが、全く惹かれるものはありませんでしたし、見ても何も感じることはありませんでした。

もちろん、パリへ訪れたときもルーブル美術館には行っていません。

(ちなみに僕の義父も元芸術家らしく、作品を見せていただいたこともあるのですが、完全に「?」状態でした)

今回の展示を見るまでは、絵画への感動は、その作者の生い立ちや、作品の歴史、技法などを知っていてこそ感じるものだと思っていましたので、自分には縁のないモノだと思っていました。

 

話を戻します。

まだ一枚目ですが、5分ぐらい見とれていた気がします。

世界観を脳内に浮かべつつ、色使い、線の太い部分や細い部分、キャラクターの眉の形や髪の形、服装と装飾など、絵の隅々まで堪能しました。

絵画は自分には縁のないものだと思いこんでいましたが、美術館へ作品を見に行く人の気持ちというか、どういった部分に惹かれるのかがようやく分かった気がします。

 

二枚目、三枚目、と見ていくうちに、「これは・・・!!」と思う作品が現れました。

 

matome.naver.jp

FF9の作品で「森の中で」というタイトルで天野喜孝さんの新作のようです。

 

これを見た途端、うまく説明は出来ないのですが、身体の中に電気が走り、身体中の力が抜け、幸福感に包まれるような感覚でした。

誇張な表現ではなく、実際に僕はこのように感じました。

先程も言ったように、僕はFF9が大好きなのですが、ただ、単にFF9が好きだからという理由ではない気がします

リンク先画像からは伝わりませんが、実物では、草や葉の一つ一つに存在感があり、それら一つ一つに丁寧に色が塗られていることが分かりました。

また、主要人物全員がストーリーの中で通過する「森」に集合しているところも良いですね。

 

この後、スタッフに特別に絵を移していただき、陽の色に近い光源を当てて、朝日が当たった場合はこのように見え、夕日が当たった場合はまた違った雰囲気に見える。

といったように再現してもらえました。

その時の感動は、これまでの人生で味わったものではなく、まるで新しい感覚(価値観)を覚えたようでした。

 

大金を払って絵を買う人の気持ちが初めて分かりましたね。

あいにく、金銭的事情や、現在住んでいるマンションに飾るスペースが無いこともあり、断念しましたが。。。

 

いつか手に入れたいなあ。。。

この画像を見る度にその時の気持ちが蘇りますし、この作品は、どれだけ歳をとろうとも、僕にとってはいつまでも感動を味わえるものである気がします。

 

 

といった、感動話でした。

 

関東以外でもこれから展示会が開かれるようですので、ぜひ。

artvivant-fantasyart.net

 

 

しつこく絵の購入を勧めてくるスタッフのせいで、気が散ったのは少々残念。

絵画って、人に言われて買うものでもないんだけどなぁ。。。